いつも使っているシートパック、きちんと使用期限内に使い切れていますか?「え、使用期限なんてあったの?」「いま使ってるシートパックは使用期限が来年までだから大丈夫!」ーーそのシートパック、実はもうとっくに期限が切れてしまっているかもしれません。デリケートな肌に直接貼るシートパックだからこそ、使用期限はきちんと守りたいですよね。
未開封と開封後でもその期限は変わってくるのですが、一枚だけの使い切りタイプが部屋の奥で何年も眠っていたり、大容量タイプを使い切れずに何ヶ月も放置してしまったりすることもあるのではないでしょうか?
今回は、シートパックの使用期限について詳しく説明していきます。過ぎてしまったシートパックの二次利用方法も紹介していますので是非、最後まで読み進めてくださいね。
シートパックとは?
シートパックとは、大判コットンに切り込みが入ってあり、顔にフィットするように作られたシートで、化粧水や美容液などをあらかじめ染み込ませた状態で販売されている美容アイテムです。美白や保湿、オイルコントロールやニキビ対策など、配合されている成分によっても様々な効果が期待できる上に、顔に貼るだけというお手軽さが共感を呼び、年齢問わず多くの人から支持されています。韓国(かんこく)旅行のお土産で買った、もらったという人も多いかもしれませんね。価格帯も、100円単位で購入できるプチプラから、数万円ほどの高級なものまで様々。スキンケア用品を変えるとなると勇気が入りますが、いま使っている化粧水と乳液の間に使用できるので今のスキンケア方法を変えずに使えるのも嬉しいポイントです。
シートパックの使用期限は?韓国製と違いはあるの?
韓国旅行のお土産で多いシートパックですが、どこの国やメーカーのものでも基本的に使用期限は同じです。
未開封の場合
未開封のものであれば、一般的な商品は製造年月日から3年ぐらいは使用できるものが多いです。ただ、これはあくまでも目安の期間であって、オーガニック成分が入っているものや無添加にこだわっているものなど、未開封であっても、一般的なシートパックよりも短い期間で使い切らなければならない商品もたくさんあるんです。何年も前に購入したシートパックを未開封とはいえ大切にしまっていませんか?製造年月日や使用期限など、パッケージを一度チェックしてみましょう。
開封後の場合
もしかして、「たくさん入ってるけど開けてから3年以内に使えば大丈夫!」なんて思っていませんか?商品に記載されている「使用期限」は未開封のものが対象となっています。実は、一度開封してしまったシートパックは、使用期限内であっても開封日から大体1ヶ月〜最大でも3ヶ月ほどで使い切らなければならないものが大半なんです。そう考えると、特に30枚入りなどの大容量パックはうっかりしているとすぐに期限を過ぎてしまうので注意が必要です。開封した日付をメモしておくなどして、必ず期限内に使い切りましょう。
使用期限を過ぎたシートパックはどんな影響があるの?
使用期限を過ぎたシートパックは、人によって様々な影響が考えられます。成分の劣化に肌が敏感に反応し、赤みやかぶれ、かゆみや痛みを伴う人もいるでしょう。また、オーガニックオイル配合のものや添加物フリーのものは、成分が非常にデリケートなので、期限切れのものは雑菌が繁殖している可能性もあります。
個人差がありますので、使ってみて何も問題なかったという人もいますが、その時は特に何も影響がないように感じても、酸化などの劣化が進んだ成分が肌に浸透するというのは、気分が良いものではありません。きれいになるために使用したシートパックで肌を傷めつけることはしたくないですよね。
シートパックの正しい保管方法は?
シートパックは、特別な指定がない限りは常温(冷暗所)で保管しましょう。夏場はクールダウンにもなるため、冷蔵庫で保管するのもアリですが、肌への浸透を考えると常温が一番肌なじみも良いです。
また、大容量タイプはボックスやジップ式のパッケージに入っているものが多いですよね。そのままでしっかりと密閉されるのであれば、あまりベタベタ触るものではないのでそのままの保管がおすすめです。ただ、もしシートパックの成分がしみだしてしまい、ジップやフタ周りがヌルついてうまく密閉できないようであれば、100円ショップなどで販売されている密封容器に入れてみるのも良いです。その際、容器は必ず熱湯消毒を行い、清潔な手で素早く入れ替えてくださいね。
使用期限がすぎたシートパックの活用法は?
使用期限がすぎたシートパックは、廃棄をおすすめします。特に、天然成分が入ったものや添加物フリーのシートパックは雑菌が繁殖している可能性もありますし、未開封で衛生的には問題ないように見えても成分が劣化していることも考えられます。数日過ぎてしまっただけなので、捨てるにはもったいない時には、手足に使うという方法もありますが、かえって肌を刺激してしまうことは避けたいですね。どうしてもなら、床拭きなどの掃除に使うというアイデアもありますが、とにかく期限内に使い切ることが重要です。
まとめ
使用期限を気にするのって正直面倒くさいですよね。でも、食べ物と一緒で鮮度が保障された状態で使用するからこそ、肌が喜ぶ効果を得られるんです。体に良い食べ物でも、賞味期限を過ぎたものを食べるとおなかを壊してしまうのと一緒ですね。ちょっと面倒でも、しっかり期限を守って美しい肌を手に入れてください。