乾燥肌でも脂性肌でも、その両方が避けて通れない基本的なスキンケアといえば保湿。どれだけお肌を清潔にしていても、角質や肌表面をしっかりと刺激から守ってあげなければ、日々の努力が台無しになってしまいます。そうは言っても冬本番を迎えるこれからの季節、浴室や洗面所で長時間体を震わせながらのケアは極力避けたいですよね。
今回は、そんな時でも効率よくバッチリ保湿ができる優秀な美容成分「リピジュアの効果」についてご紹介します。
リピジュアの新保湿効果とは
いくら優秀な美容成分と言われても、「リピジュア」という名前に聞き覚えがなく、なんだか怪しいな……と感じられる方が多いんじゃないでしょうか?リピジュアとは、ヒトの涙にも含まれる「リン脂質」という成分をモデルに日油株式会社が医療用の人工皮膚や人工臓器のために開発した、美容業界で注目度の高い成分です。
お肌の角質に保湿成分をたっぷりと満たしてくれる上に、水洗いにも強いため、肌に蓄えられた水分の蒸発を長時間にわたり防いでくれる新しい効果がのぞめるんですね。それがリピジュアの新保湿効果です。
リピジュアの期待できる効果
保湿
リピジュアとヒアルロン酸、二種類の保湿成分について比較実験を行なったところ、それぞれの成分を肌に塗布した後に、水洗いをして一時間が経過してからの角質層の水分量が、リピジュアはヒアルロン酸の2倍だったという試験結果が記録されています。肌の水分を利用したうるおいバリアが形成されるため、ヒアルロン酸と違って経表皮水分蒸散を抑え、しっとり感が長持ちするんですね。
紫外線などの外敵
リピジュアのとても優秀なポイントとして、外的刺激から守ってくれるという効果があります。
これは、リピジュアがヒトの細胞膜を構成する成分をモデルに作られたというその特性から、肌なじみが非常に良く、しっかりと角質にうるおいを閉じ込めた状態で表面に蓋をしてくれるためです。
水洗いにも強いので、日焼け止めが流れ落ちてしまった時にもリピジュアの効果はうれしいですね。
アンチエイジング
冬になると、肌のカサつきだけでなく小ジワや顔色のくすみも気になってきますよね。
リピジュアの保湿成分は肌表面だけでなくお肌の角質層まで水分がしっかりと染み渡った状態でうるおいバリアを張ってくれるので、皮膚を保護する効果がとても高いのです。
お肌を健康な状態に保ってくれるので、若々しくツヤツヤしっとり肌の持続が期待できます。
ニキビ
ニキビケアにも保湿はとても重要ですよね。脂性肌の方はこまめに洗顔をされる方が多く、どうしてもお肌の水分量が少なくなってしまいがちです。リピジュアは水洗いをしても水分量を維持できるという特性上、そんな方にもオススメです。皮膚科に通いながらニキビケアを行う方の中にも、リピジュア配合の化粧水を愛用している方がたくさんいるようです。
ヘアケア
リピジュアは肌だけでなく、毛髪も保護してくれます。ヘアカラーやパーマなどを繰り返し行うと、どうしても枝毛が気になってきますよね。しっかり浸透して、うるおいバリアを張ってくれるリピジュアの優秀成分は、シャンプー後に髪に塗布するだけで、枝毛や毛羽立ちを防いでくれますよ。
髪は紫外線の刺激を受けやすいので、お出掛けの際にもリピジュアにしっかり髪を守ってもらってくださいね。
リピジュアの効果のメカニズム
リピジュアは、人間の涙にも含まれる「リン脂質」という成分をモデルに開発されており、生体適合性が非常に高いといわれています。肌は、角質層が乾燥することで外部刺激が侵入しやすくなり、ターンオーバーが乱れて慢性的な乾燥肌となってしまいます。
リピジュアは角質層に水分を満たしながら外部刺激からプロテクトしてくれるため、ターンオーバーが正常化され、角質層やお肌のバリア機能が向上し、そのサイクルを繰り返すことで健康的な肌へと導いてくれるんです。
リピジュアの角質層への浸透性について
比較実験データによると、リピジュアとヒアルロン酸をそれぞれ腕の内側に塗布した直後の水分量はヒアルロン酸が1.2、リピジュアが1.9という値を示しています。
これらをそれぞれ水洗い後、一時間が経過した状態での測定値がすごいんです。ヒアルロン酸も優秀な成分なので、水分量の大幅な下落はないものの塗布直後よりも若干低い値を示しています。
対してリピジュアはというと、数値が2.2以上と逆に水分量が増加しているんですね。これにより、リピジュアの角質保護効果が水洗い後もお肌に残っていることがわかります。
リピジュアの安全性は?
天然成分の安全性
リピジュアの成分表示を確認すると、「濃グリセリン」が含まれていることがわかります。グリセリンには植物性と合成の二種類があり、「濃グリセリン」とはグリセリンを製造する過程で生成され、純度が95%以上のものを指します。この純度が高いほど肌への刺激が少ないと言われており、安全性の目安の一つと言えそうです。
合成成分の安全性
リピジュアの代表成分は「ポリクオタニウム51」という合成ポリマーです。合成と聞くと不安に感じられる方が多いのではないでしょうか?実は、これこそが日油株式会社が人工血管の内側に使用するために開発した高分子素材であり、保湿や皮膚保護、刺激緩和などの効果があるといわれています。
お肌に合うかどうか、最終的には個人差となりますが、医療品向けに開発された成分というのは、信頼度が高いですよね。
フラーレンとの相乗効果とは
フラーレンという名前を聞いたことがあるでしょうか?ビタミンCの172倍といわれる抗酸化力を持ち、シミやシワの原因となる活性酸素を無害化してくれるんです。現在、1000を超える美容クリニックでも使用されており、美容業界でも大注目のアンチエイジング成分なんですね。
低刺激かつ紫外線を受けても壊れにくい強い抗酸化力を保持しているので、その安定性や持続力から、リピジュアとの相乗効果がとても期待されています。
リピジュアの効果まとめ
スキンケアやヘアケア用品は、毎日使用するからこそ肌への刺激が少ないものを安心して使いたいですよね。肌質は季節ごとに変化しやすく、年齢を重ねるごとにお肌への悩みが増えていくことと思います。もやもやを解消したいけれど、新しい美容成分が自分に合うかどうか不安……リピジュアはそんな方にこそ、おすすめです。