ニキビは皮脂分泌が過剰なオイリー肌に見られる肌トラブルだと思っていませんか?
確かに思春期などは、皮脂分泌の過剰な人ほどニキビに悩まされた経験があるかもしれませんね。ですが、ドライスキンがニキビの原因となっている事もあるのです。肌が乾燥しているのにどうしてニキビが出来るんだろう…と思うかもしれませんが、乾燥がニキビを招く事もあると覚えておいてくださいね。
このページでは、ドライスキンとニキビとの関係や予防・対処方法を紹介していきます。オイリー肌と同じようなニキビの対処方法は、肌の状態が大きく悪化してしまいますからしっかり覚えておきましょう。
ドライスキンとは?
いわゆる乾燥肌をドライスキンと言います。皮脂も少な目、水分量も少な目の肌質で特に寒い時期になると乾燥がひどくなり粉をふいた様な状態になる人も少なくありません。肌の柔軟性やつやもないため、更けた印象を受ける肌質です。ドライスキンの場合、年齢問わず目元や口元にこじわがあるのが特徴です。
ドライスキンとニキビの関係は?
ドライスキンとオイリースキンを比べた場合、やはり後者のオイリースキンの方がニキビができやすい人が多いです。ただ、ドライスキンだとニキビができないという訳ではなくドライスキンだからこそニキビができる場合があります。
ニキビというのは、毛穴の出入り口がふさがってしまうことが大きな原因です。肌が乾燥すると、角質肥厚が起こります。角質肥厚とは、肌の角質が厚くなることです。こうした角質肥厚の状態になるが故に毛穴がふさがってしまうんですね。それにより乾燥肌で皮脂の分泌が少なくても、毛穴の中に皮脂がたまりアクネ菌の餌さとなりニキビになってしまいます。
ドライスキンは、油分も少ないため肌の水分がどんどん蒸発しやすく、外界からの刺激にも弱くなります。こうしたダメージから肌を保護するための防衛手段として角質が厚くなり、角質肥厚という問題を引き起こしてしまいます。
ドライスキンのニキビケアの方法は?
乾燥が原因で起きるニキビは保湿が大切です。ただし、ニキビができている状態で油分が多すぎるスキンケアを使用すると症状が悪化する事も考えられます。
ドライスキンのスキンケアアイテムの選び方
ドライスキンのおすすめのスキンケアアイテムは、肌の潤いの80%を維持している細胞間脂質を補えて、細胞間脂質の働きをサポートしてくれる成分がおすすめです。皮脂は、細胞間脂質に比べると約2%ほどしか肌を潤わせる役割を果たしていないんですね。皮脂も保湿のために大切な事に変わりはありませんが、細胞間脂質の方が真の保湿という意味では重要な存在です。
皮脂を除去するために洗顔を念入りに行ったり、さっぱりしたアクネ用の化粧品を使用したりする事が多いですが、こうしたスキンケアは角質肥厚がよりひどくなってしまい、余計に肌の乾燥を助長させてしまいますので注意しましょう。
ピーリングを行う
保湿と合わせて肥厚してしまった角質を優しく取り除くピーリングも一緒に行うと効果的です。ピーリングは、肌を乾燥させるとイメージがありますが、角質肥厚になってしまっているドライスキンには適したお手入れなんですよ。厚くなってしまった古い角質を取り除くことで、スキンケアの浸透が良くなり肌をしっかりと保湿する事ができるようになり肌の乾燥が逆に和らぐこともあるのです。その後はしっかりと保湿をすることにより、肌のターンオーバーも整ってニキビもドライスキンも同時に改善していく事が可能になりますよ。
ドライスキンのニキビ対策におすすめのアイテムは?
ニキビができてしまったドライスキン、もしくはドライスキンの人のニキビ予防には保湿が大切です。ですが、この保湿アイテムの選び方がとても重要。間違ったアイテムを使用するとニキビを悪化させかねません。
そこでオススメしたいのが、クラウンセルクリームです。このクリームは、ドライスキンに一番大切な細胞間脂質であるセラミドを補う事ができますし、セラミドの中でも肌なじみの良いヒト型セラミドが使われているのがクラウンセルクリームの特徴。水分を抱え込むセラミドなら、時間がたってもしっかりと潤いをキープ、根本的に肌のターンオーバーを改善する事も可能ですよ。
名前:クラウンセルクリーム
税込価格:5,200円(初回1,300円)
まとめ
ドライスキンのように油分の分泌が少なくても、肌が乾燥をすることで角質肥厚が起こると、毛穴がふさがりニキビができてしまいます。ドライスキンのニキビ対策には、細胞間脂質であるセラミドを配合したアイテムでしっかりケアをしてあげましょう。肌の状態に合わせてピーリングも行えば、より乾燥からくるニキビに効果を発揮してくれますよ。