ニキビっておでこや頰、口元など、顔の目立つ部分にできてしまうことが多いですよね。きれいに早く治したいし跡も残したくないけれど、ファンデーションなどを上から塗ることで悪化が気になったり、いけないと分かっていてもついつい触ってしまったり……。できることなら、ニキビを作らないお肌でいたいものです。
脂性肌の方にとっては永遠のテーマとも言えるニキビ対策ですが、実は、普通肌の方でもひそかに悩んでいる方が多いんです。今回は、普通肌の人がニキビができてしまう原因や予防法などを紹介していきます。
普通肌とはどんな状態?
普通肌とは、お肌のうるおいに欠かせない角質層の水分量と、天然の保湿クリーム的な役割を果たしてくれる、皮脂の分泌量とのバランスがちょうど良い肌質のことを指します。肌全体のキメが細かく、ぷるぷるとした潤いにモチモチとした弾力、すべすべした触り心地で、赤ちゃんの肌を思い浮かべてもらうとイメージしやすいかと思います。
肌トラブルも少ないので、「普通肌」と呼ばれていますが、他の肌質の方がみんな憧れる最も理想的な肌タイプなんですね。
普通肌でもニキビができる原因は?
普通肌は、ニキビは比較的できにくい肌質といえます。ただ、洗顔料や基礎化粧品、ファンデーションなどが合っていなかったり、お手入れ方法が間違っていたり、睡眠不足やストレスによるホルモンバランスの乱れ、偏った食生活を続けるなど、さまざまな理由で肌がダメージを受けてしまうことによって、普通肌の方でもニキビができてしまいます。いつもは肌トラブルがないからといって、放置してしまうとなかなか治らず跡になってしまうこともあるので、要注意です。
普通肌でニキビを作らない予防方法は?
ニキビを作らないようにするためには、「洗顔」と「保湿」を欠かさないことが何よりも大切です。ニキビとは、過剰に分泌された皮脂が毛穴に詰まってしまうために起こるものなので、朝と夜の一日2回、洗顔は必ず行ってください。また、洗顔後には保湿を必ず行いましょう。化粧水で角質層にうるおいを与え、乳液やクリームでフタをしてあげることで、水分の蒸散を防ぎ、皮脂の分泌量を適切に保ち、バリア機能がお肌を守ってくれます。
普通肌の人がニキビ予防で気をつけるべき3つの事
普通肌の方がニキビ予防で気をつけたいことは3つです。
①洗顔は朝晩の二回
まず、洗顔は朝夜の二回だけにしておきましょう。肌を清潔に保ちたいからといって、一日に何度も洗顔を行うと、必要な油分や菌まで洗い落とされてしまい、逆効果です。
②落としすぎに注意する
洗顔料や化粧水も、あまり過剰な効果が期待できるものは避けた方が良いでしょう。例えば、脂性肌向けの殺菌成分が強力な洗顔料などは、普通肌の方には刺激が強すぎる可能性が高いですし、さっぱりタイプの化粧水は油分が少ないため、お肌に必要な水分がきちんと補給できなくなってしまいます。
③清潔なタオルや枕カバーを使う
毎日使うタオルや枕カバーなどは、同じものを使い続けないようにしましょう。特に、顔や体を拭くためのタオルは毎回清潔なものを用意し、洗顔後に水気を拭き散る際にも、決して摩擦を加えないようにしてくださいね。
ニキビ予防に期待できる成分
ニキビ予防には、「ビタミンC誘導体」が効果的だと言われています。ビタミンC誘導体とは、成分が壊れやすく肌に浸透しにくいビタミンCを肌に浸透しやすく改良したものです。
ビタミンCの効果は、ターンオーバーのサイクルをサポートしてくれてニキビ予防が期待できるだけでなく、紫外線などの影響により、体内で増えすぎてしまった活性酸素を無害化してくれるので、既にできてしまったニキビの改善にも力を発揮してくれます。
普通肌におすすめのニキビ対策アイテムは?
普通肌におすすめのニキビ予防アイテムは、TUNEMAKERS(チューンメーカーズ)『VC−20 ビタミンC誘導体』です。化粧水の後に少量をお顔になじませるだけで、ニキビ予防にも改善にもつながるとてもオススメのアイテムです。ビタミンC誘導体が20%配合された高濃度の美容液なのですが、サラッとしたオイルのような、低刺激のテクスチャーで浸透が早く、お肌にしっかりとうるおいを与えてくれることはもちろん、茶色くなってしまった頑固なニキビ跡が薄くなるのも早いです。
名前:VC−20 ビタミンC誘導体
税込価格:3,456円
ニキビ対策アイテムの正しい使い方は?
上で紹介したビタミンC誘導体も含め、普通肌の方のニキビ対策には殺菌効果があるものより保湿力が高い成分をおすすめしたいのですが、お肌の状態は千差万別なので、常にコンディションを確認しながら使用することが大切です。
普通肌の方の中にも、常に肌質が安定している方もいれば、季節や体調により乾燥や皮脂の分泌が若干気になる肌質の方もいるので、お肌が脂性肌寄りになっている方がビタミンC誘導体を使用することで、油分が過剰になってしまい、逆にニキビができてしまう危険性もあるんです。また、既にニキビができてしまってから改善目的で使用する時も、刺激を感じたり、逆にニキビが増えてしまったりした場合にはすぐに使用をやめ、皮膚科医へ相談してくださいね。
まとめ
ニキビができない肌を作るためには、何より「普通肌」を維持することが一番の近道です。毎日の洗顔をさぼって余分な汚れや皮脂・メイクなどを肌に残すことはもちろんNGです。保湿が足りずにお肌を乾燥状態にさせてしまったり、既にニキビが気になるときにいつも使っている化粧水を使ったらなんだかピリピリして悪化してしまったり……そんなことにならないよう、お肌の状況を毎日チェックしながら、理想の普通肌をキープしてくださいね。