目が乾きやすい、異物感でゴロゴロする、エアコンの風で乾燥してしまう、野外で砂ぼこりが目に入ってしまう……こんな目の悩みを持っている方、多いんじゃないでしょうか?
これらはドライアイの症状に当てはまるのですが、睡眠時以外でなかなか目を休ませたり、ねぎらったりというのも難しいですよね。そんなつらさを軽減すべく、目薬を常備している方も多いと思います。一言に目薬と言っても、成分ごとに効果は全然違うんです。
今回は、そんな目の疲れから解放してくれる、優秀なうるおい成分「リピジュア配合の目薬」について、効果や正しい使い方、おすすめの目薬などご紹介します。
リピジュア配合の目薬とは?
最近、ドライアイ対策の目薬に含まれていることが増えてきた「リピジュア」をご存じでしょうか?リピジュアは、日油株式会社が開発した保湿効果たっぷりの高分子ポリマーです。その特性からコンタクトレンズの保存液にも配合されていることが多く、コンタクトレンズを着用している方であれば、保存液と目薬とを併用していただくことで、抜群の保水力と持続力、外部刺激からのプロテクト効果が得られるんです。
もちろん、裸眼やめがねの方にもとてもオススメなので、その特性を詳しくご説明しますね。
リピジュア配合の目薬の効果は?
リピジュア入り目薬の効果は、非常に高い保水効果が一番に挙げられます。
実験によりヒアルロン酸の2倍の効果が立証された、低刺激のうるおい成分が瞳にしっかりと保水を行い、目薬に含まれる有効成分との相乗効果で目にうるおいベールを形成してくれます。
このうるおいベールがとても優秀で、紫外線からガードし、汚れを防止してくれる優れものなんです。その上、リピジュアは水洗いにも強いことがわかっており、高い保水力と持続力、そして外部刺激からの保護力を実現しyてくれるんですね。
リピジュア配合目薬の安全性は?
高分子ポリマー、と聞くと少し不安に感じられる方もいるんじゃないでしょうか?
実はこのリピジュア、日油株式会社が人工臓器や人工皮膚、人工血管など医療目的に研究を重ね、人間の細胞を構成する「リン脂質」という涙にも含まれる成分をモデルに開発を行っているんです。
直接点眼する目薬だからこそ、成分はしっかりと気を付けたいものですが、涙に近い成分というのは信頼できますよね。そうした人の細胞に似た成分を使用しているので、低刺激で目に優しいところもうれしいポイントです。
どんな人に向いている?
リピジュア入り目薬は、ドライアイの方、そしてコンタクトレンズを使う機会がある方にとてもオススメです。
目薬はとても便利ですが、目の乾きや異物感などが気になっても、仕事中などは頻繁に点眼できなかったり、メイク崩れが気になったりしますよね。せっかくなら、一度の点眼でしっかりとうるおい、効果が長持ちするものを選びたいというのは当然の心理だと思います。
コンタクトレンズを装着している方であれば、レンズのくもりなども気になる方が多いことと思います。リピジュア入りの保存液と目薬を併用していただければ、コンタクトレンズ洗浄後の汚れの再付着を防ぎ、目のゴロゴロ感の原因と言われるタンパク汚れも防いでくれて一石二鳥なんです。
リピジュア配合コンタクトレンズを使うメリットは?
リピジュア配合目薬の選び方のポイント
目薬を選ぶときのポイントは、自分がどんな効果を求めているかを明確にすることです。眼科や薬剤師さんに相談することができれば、ベストだと思います。特に、市販の目薬はとても販売数が多く、リピジュアが含まれたものだけでも非常にたくさんの種類があります。その中でも、保湿を一番重視するのか、疲れ目に効くものが良いのかなど、目的をしっかりと定めてくださいね。
爽快感を売りにしているものは、目への刺激が強めになっている商品もありますので、慎重なチョイスが重要です。
リピジュア配合目薬のおすすめは?
ボシュロムの『re-nu(レニュー)』シリーズは、ソフトとハードどちらにも使えてうるおいが長続きする優秀な目薬です。
デスクワークで長時間パソコンを触っていたり、日常的にスマートフォンを操作していると毎日とても目の疲れや乾きがとても気になりますよね。夕方になるとかすみ目が気になってきたり、コンタクトレンズを装着している方であれば尚更、装着時に不快感を感じる方やゴロゴロとした異物感にも悩まされているんじゃないでしょうか。
低刺激で高い保湿力を誇るリピジュアは、乾いた瞳にたっぷりと保水してくれる上にうるおいベールを形成してくれるので、外部からのホコリや汚れ、紫外線、コンタクトのゴロゴロ感の原因となるタンパク質などからプロテクトしてくれるんです。
名前:re-nu(レニュー)
税込価格:1,998円
正しい使い方
目薬、特にリピジュアが配合されているものは目を潤す目的で使用していただくものですが、決して使いすぎには注意してくださいね。サイズが比較的コンパクトで気軽に使いやすい目薬ですが、あくまで「薬」のため、必要以上に頻繁に使用してしまうことで副作用を招く危険性があります。使いすぎることでドライアイがひどくなり、慢性結膜炎を招く可能性もあるんです。
頻繁に点眼することで、涙に含まれている脂質や必要なタンパクなどの保湿成分、栄養分などを必要以上に洗い流してしまう危険性があります。副作用により角膜を傷つけてしまう恐れもあり、決して点眼すればするほど目に良い、というわけでないのです。
目薬にはリピジュア以外にもたくさんの成分が配合されているので、症状を緩和したい時だけ使用してくださいね。保湿性が高く、常用しても問題ない目薬は市販されていないので、眼科で相談の上、しっかりと症状に合ったものを処方してもらうことも大切です。
また、点眼時にパチパチとまばたきをしてしまうと、目薬がきちんと瞳に浸透してしまう前に流れ出してしまうので注意が必要です。そして、点眼が苦手な方ほど目に非常に近い位置で目薬を差してしまいがちですが、もし容器の先端が目やまぶたに触れてしまった場合は雑菌が入り込む危険性があるので、もったいなくても廃棄するようにしましょう。
リピジュア配合の目薬とは?まとめ
目薬は日常的に使うものだからこそ、しっかりと効果が表れて、なおかつ安心できるアイテムを選びたいですよね。
リピジュア入り目薬は、保湿と汚れや紫外線からのプロテクトが同時にかなう優れものなので、いま使っている目薬が物足りないなと感じる方や、最近ドライアイが気になって目薬の購入を検討している方も是非お試しください。
点眼時には用法用量を守って、目の乾きやゴロゴロとした異物感がない、健康で美しい瞳を維持してくださいね。